身体計測 身長・体重・BMI(18.5〜24.9) BMIは「肥満指数」といいます。【体重(kg)】を【身長(メートルで計算)】で2回わり算して求めた値です。18.5未満は低体重、25以上だと肥満です。 腹囲(男85cm未満・女90cm未満) mメタボリック症候群の判定に使用します。内臓脂肪量を反映します。 血圧(130未満/85未満) 高血圧は動脈硬化を進行させます。
血液検査 末梢血 白血球 男性9800以下・女性9100以下 感染を防ぐ血液細胞です。白血球数の増加は、感染症や、炎症状態を引き起こす様々な疾患による体内の異変を示します。 赤血球 男性427以上・女性376以上 赤血球の量が少ない状態を貧血とよびます。 Hb(ヘモグロビン) 男性13.5以上・女性11.3以上 血液の赤色の成分です。減少は貧血を示しています。 Hct(ヘマトクリット) 男性39.8以上・女性33.4以上 赤血球のサイズを示したものです。貧血のタイプを推定します。 肝機能 GOT 40以下 高値の場合、肝臓・心臓・筋肉などの障害の疑いがあります。 GPT 45以下 高値の場合、肝臓の障害の可能性があります。 γ-GTP 男性70以下・女性35以下 肝臓や胆道に障害がある場合や、肥満や脂肪肝などで上昇します。過剰な飲酒でも増加します。 腎機能 尿素窒素(23以下)クレアチニン(男性1.2以下・女性1以下) 値が高いと腎臓機能が悪化している可能性があります。また、尿素窒素のみ高値の場合は、消化管出血の可能性も考えられます。 尿酸(7以下) 食べすぎや肥満、飲酒がもとで高値となります。尿酸値が高いと痛風をおこす危険があります。 脂質 HDLコレステロール 40以上 善玉コレステロールともよばれ、血液中の過剰なコレステロールを肝臓に戻す働きがあります。この量が少ないと動脈硬化が進行します。 LDLコレステロール 139以下 悪玉コレステロールともよばれ、この量が多いと動脈硬化が進行します。 中性脂肪 149以下 食べ過ぎや運動不足が原因で増加し、動脈硬化を起こします。 血糖 血糖 空腹時・109以下 血糖値が高い状態が続く疾患が「糖尿病」です。糖尿病は悪化すると、失明や腎不全などの合併症を起こします。 HbA1c 6.2以下 過去1か月間の血糖の状態を反映する検査です。