禁煙外来の適応条件
下の条件に該当する方は是非、禁煙補助薬を使用した禁煙治療をご検討ください。
- いますぐタバコをやめたいが自信がない
- 2項目下の「ニコチン依存症を診断する10の質問」に5項目以上あてはまる
- (35歳以上の方は)1日の本数×吸っている年数が200以上(例:1日1箱 10年以上)
板橋区蓮根2-31-3-2階
Tel:03-5918-7517
下の条件に該当する方は是非、禁煙補助薬を使用した禁煙治療をご検討ください。
脳の神経細胞にはニコチンと結びつく「ニコチン受容体」といわれる部分があり、タバコを吸った時に、この受容体が働くことで快感を感じるようになります。
タバコを吸うと、煙に含まれるニコチンがすぐに脳に達します。
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ニコチン受容体にニコチンが結合すると快感を生みだす物質が放出されます。
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ニコチンはすぐ分解されるため、快感を得るためにまたタバコを吸いたくなります。
これを繰り返してゆくとタバコをやめられなくなります。それが「ニコチン依存症」です。
「ニコチン依存症」から離脱するためには3ヶ月間のニコチンを摂取しない(=タバコを吸わない)必要があります。
5項目以上該当する方は80%の確率で「ニコチン依存症」です。
禁煙補助薬を服用しますと、薬の成分が脳内のニコチン受容体と結びつき、喫煙してもニコチンがニコチン受容体と結合できないようにします。
その結果、タバコを吸っても快感は得られなくなるので、タバコを「おいしく」感じなくなって、タバコに対する欲求もまた、なくなってゆきます。
「ニコチン依存症」から離脱するためには3ヶ月間のニコチンを摂取しない(=タバコを吸わない)必要があります。