睡眠時無呼吸症候群

夜中に呼吸がとまる方、大いびきをかく方。
睡眠時無呼吸症候群は、眠りが浅くなるために、昼間に“ねむけ“や、集中力の低下をおこすだけにとどまらず、高血圧などの生活習慣病や、ひいては心臓病・脳卒中をおこす危険を高めてしまいます。

無呼吸の検査(PSG検査)は自宅で行えます。結果次第で器械による呼吸補助療法(CPAP治療)がうけられます。

いびき全般に関する原因検索や治療ではありません。


睡眠時無呼吸症候群が気になる方はこちらもご覧ください
睡眠時無呼吸症候群とは


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睡眠時無呼吸症候群の診療のながれ

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  • 周囲の方からいびきと呼吸停止を指摘された
  • 昼間の眠気やだるさ、寝汗や夜間覚醒などが気になる

●外来で●
無呼吸と関係した症状についての問診をいたします。

○ご自宅で○
携帯型睡眠モニター(簡易PSG)検査
 無呼吸検査の器械(簡易PSG)をお持ちかえりいただき、一晩、ご自宅で無呼吸の検査(簡易PSG検査)を行います。器械は検査の翌日に郵送でご返却いただきます。

●外来で●
検査の結果をご説明いたします。

1時間あたりの平均の無呼吸低呼吸回数(AHI)が・・・
20以上40未満なら

入院のうえ、脳波も記録する睡眠ポリグラフィー(PSG)を追加で受診します。

1時間あたりの平均の無呼吸低呼吸回数(AHI)が・・・
40以上なら



●外来で●
重症度を判定し治療方針を決定します。

最終的に
1時間あたりの平均の無呼吸低呼吸回数(AHI)が・・・
20以上なら

●外来で●
呼吸補助器械(CPAP)の使用方法をご説明いたします。

○ご自宅で○
夜ねむる時に呼吸補助器械(CPAP)をご使用いただきます。

↓ ↑

●外来で●
月一度の診察で、呼吸補助治療(CPAP治療)の効果を確認いたします。

最終的に
1時間あたりの平均の無呼吸低呼吸回数(AHI)が・・・
5以上20未満なら

口腔内装置(マウスピース)や手術療法などを検討します









※減量・生活習慣の是正を、
気道の周囲の脂肪沈着など、肥満は最重要な危険因子です。


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おねがい

呼吸補助器械(CPAP)を使用される方は、月一度の外来受診が必要です。
受診されない場合は、機器の返却・回収となる場合もありますのでご注意下さい。

当月中来られなかった方や、忘れていたという方は、必ずご連絡ください。

診察の際には、ご使用中のCPAPの睡眠状況を記録したカードを忘れずご持参下さい。